高嶺の榊の特長 〜国内トップの技術力と実績〜

高嶺の榊の特徴

特長1 富士の麓に6ヘクタール(約2万坪)の畑

私達「高嶺の榊」は静岡県の霊峰富士の麓ふもとで榊を栽培しています。「高嶺の榊」という社名の所以です。火山灰が永年積り榊栽培に適したクロボクの土地なのです。

榊栽培の畑は数十カ所所有し、その広さは総面積6ヘクタール(約2万坪)に及びます。「日本の神様には日本の榊」をモットーに自社栽培、販売まで行っております。

特長2 一本一本が美しい三角の榊は、束ねなくていい

皆さんが榊を購入する時には、輸入榊を代表する「十数本の榊を束ねて形をつくる」形式の物をよく眼にすることと思います。一本では安価ですが、結局束ねて形を作らなければなりません。そこにはコストと、人間の手間がかかっています。

私達「高嶺の榊」では、「わずか4本ほどの枝で束を作る」あるいはさらに良いものならば「たった枝一本でお供え出来る榊」を品質の基準にして栽培しております。

特長3 希少な榊を作るため、挿し木の苗にこだわる

畑に種を蒔いて出てきた苗を育てれば、大量に榊を育てることができます。しかしそれでは多くのまばらな榊を生むことになります。

「高嶺の榊」では、育てた榊の木の中から確かな選別眼を持って希少な良い苗を探し出し、挿し木で一本一本を確実に育てます。こうしてできる榊は必ず形良いしっかりとした木に成長し、一本でもお供えできるものとなります。

繊細な方法の栽培ゆえに発根率があがらず苗の確保が困難で栽培面積が思うように増えないという現実もありますが、最終的には輸入榊と比較した時により良い榊を効率よく市場に出す事が大切だと信じて挿し木にこだわっています。

特長4 徹底した環境管理

挿し木で榊を育てていく榊農家は全国でも稀です。確かな選別眼、知識、ノウハウがなければできないことと、何より環境管理が大変だからです。

「高嶺の榊」はその高度な環境管理を行っています。パレットで育てる小さな苗の時代では3種の土をブレンドし、水はけや通気性を管理。約4000本からスタートし、8割以上を次の中サイズ苗の時代に導いています。

特長5 徹底して病気・害虫対策を

防除対策として基本である病気、害虫の発生前に散布します。肥料関係では枝が伸びる時期は化成肥料を使いますが、冬の時期は完熟堆肥を使い、土作りを考えた栽培をしています。畑の面積が広いので、動力噴霧機(動噴)で散布します。

特長6 安定して高品質な榊を提供できる

「高嶺の榊」では安定して良質な榊を提供することができます。私達が栽培する畑の榊に対して「山取り」の榊を商いにしている方達もいらっしゃいます。

しかし自然の中で榊を探してくる山取りは、昨日はかなり収穫があったが今日は少ない、ということも起こります。これではお客様の大量注文に対応できません。

「高嶺の榊」は木の病気や塩基バランスの崩れに対応するべく消毒や肥料の施肥を行います。さらに、良い状態で収穫した榊を保管する専門の冷蔵庫を持っていますので、年間通していつでもお客様の注文に対応することができるのです。